仏壇を処分するとなると、併せて仏具の処分も検討することになります。
仏具の処分に決まりはありませんが、気持ち的にただ捨てるのはと戸惑う方もいるかと思います。今回はそういった方のために仏具のお焚き上げ供養について詳しく解説いたします。
お焚き上げとは、仏具やお守り、お札といった神仏に関わるものや、昔愛用していたものや遺品といった思いの込められたものなどを、お寺や神社などで祈祷や読経により品物を浄化・供養し、火で焚き上げることをいいます。
お焚き上げは神道と仏教で行われますが、儀式に対する解釈が異なります。
神道では「火の神様の力をお借りし、思いや魂の宿った品を天に還す儀式」とされ、仏教では「亡くなった方との思い出の品を焚き上げ故人様に還す儀式」とされています。
お焚き上げといえば、1月15日前後に行うイメージを持っている方が多いかと思いますが、これは主にお正月で使用した松飾りやしめ縄などをお焚き上げする「どんど焼き」と呼ばれる行事になります。
お焚き上げを行う時期に特に決まりはなく、お仏壇処分と同じタイミングでお焚き上げを依頼しておくと、スムーズに進めることができるかと思います。
お焚き上げを行ってくれる場所は大きく分けて二つあり、「お寺や神社などの宗教施設」と「お焚き上げを専門としている業者」になります。
お寺や神社などでお焚き上げを行うことで、ご供養をしっかりとしてもらえるだけでなく、費用を抑えることができます。但し、品物によっては受け入れてもらえないものや受付している時期が限られている場合もあります。
業者にお焚き上げを依頼する場合、お寺などで断られてしまった品物でも受け付けていたり、比較的長く対応してくれます。但し、お寺や神社などに比べ、費用が割高になる事があります。
お焚き上げの費用は依頼する物や量によって、変わってきます。一般的な価格で言えば5,000円~10,000円ほどと考えておけばよいでしょう。
ただし、仏具は大きいものもあるので、費用相場よりも高くなることがあります。
今回は仏具等のお焚き上げについて解説しました。
お焚き上げは、魂が宿るとされている物を供養するための儀式です。仏壇や仏具などは特に魂が込められているとされているため、きちんと供養をしてあげることが大切です。
ただ、お焚き上げ出来ないものがあったり、お焚き上げが困難な場合は必ずしも行う必要はありません。塩で清めるなど別の方法もあります。迷ったときは菩提寺などに相談すると良いでしょう。
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